初めて見たシロンの懐中時計。 最初はそっぽを向いていた アルスでしたが、 シロンの指の隙間から見える 上蓋の綺麗な彫刻が気になって とうとう観念して シロンにお願いをします。 「もっとよく 見せてくれないか?」 「いいぜ、ほら」 シロンは快く アルスに懐中時計を 見せました。