私が黙っているのは
何て答えたらいいか・・・

なんて事で
悩んでるからじゃない。

母の声を聞いて
帰りたいと思う私がいる。

あんな場所に

帰りたいだなんて。

あそこは、地獄・・・

私の居場所は無い。

「母さん、ごめんなさい
 
 私、家を出ます
 
 探さないでください」