青蝶夢 *Ⅰ*

「カヤノちゃん
 どうしたの?」

「こんな髪型に
 こんな洋服
 やっぱり、変だよね・・・
 
 私には似合わない

 私は、ヨシノには
 なれない・・・の?」

涙が、頬を伝う・・・

「カヤノちゃん?」

「わたし・・・
 ヨシノになりたいよ
 
 ヨシノになれば
 イブキさん
 あなたは、きっと
 私だけを見つめてくれる・・
 私だけを愛してくれる・・・

 私は、あなたと
 見つめ合いたい

 あなたに、もっと
 近づきたいよ

 あなたが好きだから
 あなたに触れたい」