「でも、よく二人揃って
卒業できたもんだな
本当、良かったぁ」
今日の伊吹は
いつも以上に明るく
浮かれていた。
講師に、卒業が危ういと
言われ続けていた芳野が
無事に卒業できた事が
伊吹は嬉しくて堪らない。
その想いを何度も何度も
芳野に言っては聞かせる
のだった。
「でも、良かったよな
二人とも、何とか
設計会社に就職が決まって
そこで、二級建築士の資格を
取り、狙うは一級建築士」
「ああ、まだまだ
始まったばかりだな
何か、面倒だな」
「ヨシノ、頼むから
設計会社で
音を上げんなよ」
「それは、イブキ
お前も同じだろう
お前には、カヤノという
自己中心的、我儘女
が傍にいるんだから
せいぜい、気を付けろよ」
卒業できたもんだな
本当、良かったぁ」
今日の伊吹は
いつも以上に明るく
浮かれていた。
講師に、卒業が危ういと
言われ続けていた芳野が
無事に卒業できた事が
伊吹は嬉しくて堪らない。
その想いを何度も何度も
芳野に言っては聞かせる
のだった。
「でも、良かったよな
二人とも、何とか
設計会社に就職が決まって
そこで、二級建築士の資格を
取り、狙うは一級建築士」
「ああ、まだまだ
始まったばかりだな
何か、面倒だな」
「ヨシノ、頼むから
設計会社で
音を上げんなよ」
「それは、イブキ
お前も同じだろう
お前には、カヤノという
自己中心的、我儘女
が傍にいるんだから
せいぜい、気を付けろよ」


