彼女は、可愛い声で
飛鳥を見つめて話す。

「この間、お店にも飲みに
 行ったんだよ
 仕事、休んでたでしょう?」

飛鳥は、私の手を強く握る。

「ごめん、今
 彼女と一緒なんだ
 また、店に飲みに来てよ
 じゃあな、行こう、ヒイロ」
 
その女性は、嫉妬心からか
敵意を剥き出しにして

私の事を、頭の上から爪先まで
品定めする。

制服を着た、私。

「なあんだぁ
 
 アスカの本命の彼女って
 
 高校生なんだぁ・・・」