青蝶夢 *Ⅰ*

「ヒイロ、それを言ったら
 視察にならない」

「イブキさんまで・・・」

笑い合う、三人。

愉快で、賑やかな
朝の時間は過ぎて行く。

伊吹さんの部屋へ彼と一緒に
戻る茅野さんは言う。

「ここからは
 
 二人だけの時間
 
 邪魔しないでね」

「するかよ、存分に楽しめ」

「バカ、朝から女を食べる
 アンタとイブキを
 一緒にしないでね
 バイバイ」

伊吹の部屋のドアが閉まり

鍵がかかる音がした。

「ヒイロ、もう一杯
 飲むだろう
 
 カップかせよ
 淹れてやる」

「ありがとう」