「それ、脱いで
これ、着ろ
女子高生と大の男が二人
平日のこんな時間に歩くのは
可笑し過ぎるだろう
この、ご時世
職務質問されんぞ
面倒は御免だ」
私は、制服のブレザーを脱いで
貴方に借りたコートを着る。
貴方の香りに包まれる。
こうして、制服の上から
男物のコートを羽織るのは
何回目だろう。
「ありがとう
本当は、制服だと
恥ずかしったんです
ヨシノさん、ありがとう」
貴方の手が、私の腫れた
瞳にそっと、触れる。
「帰ったら、片付け
手伝えよ
ほら、行くぞ」
そう言って、瞳に触れた
手を着ている上着の
ポケットにしまった。
これ、着ろ
女子高生と大の男が二人
平日のこんな時間に歩くのは
可笑し過ぎるだろう
この、ご時世
職務質問されんぞ
面倒は御免だ」
私は、制服のブレザーを脱いで
貴方に借りたコートを着る。
貴方の香りに包まれる。
こうして、制服の上から
男物のコートを羽織るのは
何回目だろう。
「ありがとう
本当は、制服だと
恥ずかしったんです
ヨシノさん、ありがとう」
貴方の手が、私の腫れた
瞳にそっと、触れる。
「帰ったら、片付け
手伝えよ
ほら、行くぞ」
そう言って、瞳に触れた
手を着ている上着の
ポケットにしまった。


