青蝶夢 *Ⅰ*

「教えない
 
 この場所は
 
 誰にも教えない」

「ヒイロ?」

「やっと、私、見つけたの
 心から安らげる場所を・・・
 
 こんなに穏やかな気持ち
 本当の父が生きていた頃
 にしか感じたこと無い
 
 また、この場所が
 壊れてしまうのは嫌なの
 
 たった3ヶ月でもいい
 ここで、幸福の中で
 暮らしたい」

「ヒイロ
 ずっと、ここに居ればいいさ
 お前は、俺が守る」

抱きしめる腕が解けた時

貴方は、私をじっと見つめる。

狂おしい瞳

「イブキさん?」

私の唇に、触れる貴方の唇。