いきなり草太に手を引かれて椅子にダイブしてしまった
「いったぁー!!なにすんねんアホっ!!」
あたしは草太に小声で怒鳴ると草太の顔は一気に強ばる
「どしたの?草太…」
「どうしたやないやろ。」
「は?」
わけわからへん、何キレてんねん。こいつ。
「なんで怒ってるん?言ってくれなわからんやろ」
「じゃあさ…」
草太はあきれたように話す
「なんで純にべったりやねん」
「……はい?」
別に純くんにべったりやないよ?
もしかして…これって
「ヤキモチ?」
「はっ?」
「草太、あたしが純くんの隣行ったからヤキモチ焼いてるん?」
「……」
草太は下を俯いて黙ってしまった
「草太?」
「そうじゃボケっっっっっ!」
草太はそれだけ言って出口に走って行った。
そうじゃボケって…
やばい。嬉しすぎるかも…
胸がやばい程、ドキドキいってる…
「あ、早く出なきゃ!」
飛行機を出て、みんなと合流した。でも草太と目があってもすぐに反らされてしまった。
3人がふざけあっていてもあたしは3人の中に入ることは無かった
だって今あたしには1人で小さくにやける事しか出来なかったから…
この旅行、楽しくなりそーですっっ♪