あたしは純くんから離れ、
草太の所に行った。

なにか用があったみたいだし…


「草太ぁ?」

「あ、さえき…もうええん?」

「うん!純くんかっこよかったねぇ」

「あんな純、久々に見たわーっ」


さて、本題を聞くか…


「で?なんか用やったん?」

「あ、うん。あのな…」


「さーきぃー!!!」


またこの子…


「どーしたん?百合」

「こんな女たらしほっといてコーヒー取りにいこ!」


あ、申しおくれましたが、
此処はファミレスですっ


「えっ…草太ごめんっ!」


あたしは百合に腕を引かれながら急いで席を立った。


ドリンクバーに着いたら百合があたしの腕を放す


「百合?どないしてん!」

「だって…聞いてたんやろ?草太の言葉!」

「あ…まーね、」


百合はため息を吐いてコーヒーを入れ始めた


「草太も、あーゆってるんやから、さっさと告白しーや?」

「告白ぅ?」

「そっ!ほら!これ持ち!」


百合はコーヒーをあたしに持たして席に戻っていった。