「ねぇ大悟。」

今度は後ろからそっと抱きついてみた。

「なんだ?」

大悟は振り返らないけど少し、耳が赤くなってる。

「一緒の高校行こうね?」

大悟は、ちょっと黙ってから、

「…そうだな」

って笑った。