BABY×DOLL

「ホント!?嬉しいよ…」

そう言って、彼は少し激しく動かした。

虎は…どんどん呼吸が荒くなって、少し声も出ていた。

…気持ちいいみたい

そう思うと、痛くても我慢できた。

───最後の瞬間


虎はギュッとあたしを抱きしめた。

「んっ………!」




そのまま虎は
あたしの〈中〉で




……果てた。



しばらくそのままで、あたしにキスをする。

終わりは優しいキス。

本当に愛し合ったの。愛し合った瞬間だったの。

彼が…いとおしくてたまらないよ…

このまま子供が出来たって構わない。今の地位なんて簡単に捨てられる。

彼となら……一生、一緒に生きていきたい。

ううん、虎之介とじゃなきゃ生きてく意味がない。

愛し合った瞬間に出来た子供なら、スゴく嬉しいもの。

だから愛の結晶って事なんだと──生まれて初めて実感した。

これが恋をするという事。

これが人を愛する気持ち。

すべて虎之介が教えてくれた───



終わっても彼はあたしを離そうとはせずに

ずっと抱きしめてくれてた。

彼から注がれた液体はそのままになってる。

あたし達は幸せの絶頂に達したまま

少しだけ眠りについた。