BABY×DOLL

緊張とドキドキで心臓は限界に近い。

虎はあたしの足を持ち上げ間に入ってきた。

そしてゆっくりと彼自身を近づけた。

──触れただけで全身の神経が集中した。

そのまま少しずつ
だけど力をこめて

虎は入れようとした。

「痛…っ…!」

予想通りだったけど
予想以上の痛さ。

スッゴく痛い!

「セリカ、セリカ!───大丈夫?!」

「うん…─…っ!」

「止める?また今度にしようか?」

「平…気!続けて…」

ホントは止めたいくらい痛かった。

でも虎と一つになりたいってのも本心。

あんまり気を使わせたくない…あたしは自分で、こうなる事を望んできたのだから。

少しずつ…彼が入ってくる。

でも痛さで、彼の感触なんかわからなかった。

やだ…痛くて涙も出てきちゃった

──虎

虎之介…

ホントに大好きだよ!

痛さに耐えながら、あたしは虎にしがみついていた。






「セリカ…入ったよ、平気?震えてる…」

「ん…大丈夫…」

「頑張ってくれて、ありがとう。オレめちゃめちゃ嬉しいよ」

「あたしも嬉しい…」

ずっと願っていたの。

好きな人と…結ばれること。
スゴく幸せだった──