今までの親に対する気持ちは何だったんだろう?
半分以上、嫌いだった。
まさか心配してくれてたなんて!将来の事も心配してくれてたなんて!
急に親の愛情を知って嬉しくなった。
何にも分かってなかった自分が情けない。
「ありがとう…ママ、パパ…ゴメンね…」
そして悪い事をしたのだと──改めて思った。
翌日
社長と遠藤さんが実家に来てくれた。
あたしは緊張しながら、二人を出迎えた。
「思ったより元気そうだね」
社長は怒るわけでもなく、あたしにそう言った。
「申し訳ありませんでした」
あたしは深々と、長い時間、頭を下げた。
「申し訳ありませんでした。うちの娘がこんな事を──」
パパもママも頭を下げた。
「中森さん、頭を上げてください。元はと言えばコチラにも責任の一端はあるのですから」
「しかし…」
「謝らなくてはならないのはコチラも同じです。お嬢さんをお預かりしていながら…無理矢理、中絶させ
静養のつもりで全ての仕事を中止しました。それを本人には伝えずに長い期間、放っておいたのですから」
「静養って…」
「セリカはいい仕事ができる状態ではないと、私が社長に言ったんです」
半分以上、嫌いだった。
まさか心配してくれてたなんて!将来の事も心配してくれてたなんて!
急に親の愛情を知って嬉しくなった。
何にも分かってなかった自分が情けない。
「ありがとう…ママ、パパ…ゴメンね…」
そして悪い事をしたのだと──改めて思った。
翌日
社長と遠藤さんが実家に来てくれた。
あたしは緊張しながら、二人を出迎えた。
「思ったより元気そうだね」
社長は怒るわけでもなく、あたしにそう言った。
「申し訳ありませんでした」
あたしは深々と、長い時間、頭を下げた。
「申し訳ありませんでした。うちの娘がこんな事を──」
パパもママも頭を下げた。
「中森さん、頭を上げてください。元はと言えばコチラにも責任の一端はあるのですから」
「しかし…」
「謝らなくてはならないのはコチラも同じです。お嬢さんをお預かりしていながら…無理矢理、中絶させ
静養のつもりで全ての仕事を中止しました。それを本人には伝えずに長い期間、放っておいたのですから」
「静養って…」
「セリカはいい仕事ができる状態ではないと、私が社長に言ったんです」

