「病院に何があるって言うんだ!?」
「何だっていいでしょ!正己には関係ないわ!田島さんが葬儀とかの手配してくれるなら私なんか居なくても平気よ」
「自分の母親が死んだんだぞ?!どうして…」
「私の中ではとうに死んだ人なのよ!言ったでしょ?嫌いだったって!じゃあね!」
私は病室を飛び出した。
「琉嘉!」
確かに母親の葬儀なんて出たくなかった。だけど、それだけじゃない。
私は正直、焦っていた。
母親の死よりも、早く龍之介を帰さなきゃならない・と。
できれば今夜…!
葬儀は今日は行われない。せいぜい通夜よ。今夜を逃せば、龍之介を帰すのは先延ばしになってしまう!
だったら今夜の為に、私は準備しなくてはならない!何がなんでも仕事しに行かなきゃ!
上手くいけば、母親の葬式には出られる。そんな事も計算していた。
もし、失敗すれば……
おばぁちゃん、ゴメンね。
そう思いながら、外に出た。入り口の近くで田島さんが電話をしていた。
「田島さん!私、行かなきゃいけない所があるんです。…で、祖母と母をお願いできますか?」
「…構わないが…いつ戻るんだい?」
「早ければ、明日の朝方…」
「何だっていいでしょ!正己には関係ないわ!田島さんが葬儀とかの手配してくれるなら私なんか居なくても平気よ」
「自分の母親が死んだんだぞ?!どうして…」
「私の中ではとうに死んだ人なのよ!言ったでしょ?嫌いだったって!じゃあね!」
私は病室を飛び出した。
「琉嘉!」
確かに母親の葬儀なんて出たくなかった。だけど、それだけじゃない。
私は正直、焦っていた。
母親の死よりも、早く龍之介を帰さなきゃならない・と。
できれば今夜…!
葬儀は今日は行われない。せいぜい通夜よ。今夜を逃せば、龍之介を帰すのは先延ばしになってしまう!
だったら今夜の為に、私は準備しなくてはならない!何がなんでも仕事しに行かなきゃ!
上手くいけば、母親の葬式には出られる。そんな事も計算していた。
もし、失敗すれば……
おばぁちゃん、ゴメンね。
そう思いながら、外に出た。入り口の近くで田島さんが電話をしていた。
「田島さん!私、行かなきゃいけない所があるんです。…で、祖母と母をお願いできますか?」
「…構わないが…いつ戻るんだい?」
「早ければ、明日の朝方…」

