あんまり酒を飲むと琉嘉が帰った時にバレちゃう。
これを買いに外へ出た事もバレちゃうし。
そんな事ばかり考えて、もっと飲みたい気持ちをグッと堪えて量をセーブしてた。
当然、瓶は隠しておくの。
──龍之介はいつの間にか静かになっていた。
あたしはまたノートに嘘を書き込む。
もう、嘘をつき続ける事にドキドキもしなくなった。
全然平気。
ミルクの量が少なくても案外、子供って育つみたいよ?
龍之介が泣き止まなければウイスキーを飲み、お酒がなくなればまたコッソリと買いに行った。
琉嘉にはバレてない。
バレやしないわ。
そう思っていた数日後。琉嘉が不思議そうに聞いてきた。
「ねぇセリカ。昼間、外出なんかしてないわよね?」
「してないよ。何で?」
あたしは内心ビクビクしながら答えた。
「さっき帰ってきた時にね、変な男に聞かれたのよ」
「な、何て?」
「『この近辺、もしくはこのマンションに中森セリカが居るとかって聞いた事ないか?』って」
「…!!なんて答えたの?!」
「もちろん知らないって答えたわよ!相手が警察じゃないとは思ったし…また週刊誌とかかと思うんだけど」
これを買いに外へ出た事もバレちゃうし。
そんな事ばかり考えて、もっと飲みたい気持ちをグッと堪えて量をセーブしてた。
当然、瓶は隠しておくの。
──龍之介はいつの間にか静かになっていた。
あたしはまたノートに嘘を書き込む。
もう、嘘をつき続ける事にドキドキもしなくなった。
全然平気。
ミルクの量が少なくても案外、子供って育つみたいよ?
龍之介が泣き止まなければウイスキーを飲み、お酒がなくなればまたコッソリと買いに行った。
琉嘉にはバレてない。
バレやしないわ。
そう思っていた数日後。琉嘉が不思議そうに聞いてきた。
「ねぇセリカ。昼間、外出なんかしてないわよね?」
「してないよ。何で?」
あたしは内心ビクビクしながら答えた。
「さっき帰ってきた時にね、変な男に聞かれたのよ」
「な、何て?」
「『この近辺、もしくはこのマンションに中森セリカが居るとかって聞いた事ないか?』って」
「…!!なんて答えたの?!」
「もちろん知らないって答えたわよ!相手が警察じゃないとは思ったし…また週刊誌とかかと思うんだけど」

