「この病院にはあるんでしょ?『赤ちゃんポスト』」
「あ…あるわ」
話題欲しさに周りの反対を押し切り正己が設置した『赤ちゃんポスト』
この病院では
『えんじぇる★ベッド』と名付けられていた。
子供が捨てられる場所──その子供を保護する為の『箱』
「あたし仕事が無くなってきて…部屋でテレビばかり見ていたの。ある日のニュース特集で『赤ちゃんポスト』について報道されていて、この病院の事もやっていたのを見て思いついたの!
こんな偶然ってある?調べたら小林仁奈もこの病院で出産してた。あたしも入院してたし新生児室くらいは知ってたし…
この病院で生まれた子供なら、ここのポストに置いていけば確認しやすいんじゃない?」
「親元に戻りやすい…って事?でもね、通常は捨てられた子供は里親とか捜されるのよ?間違って小林仁奈の所ではなく処理されたら──」
「平気だと思う…誘拐されたら行方を捜して騒ぎになるはずよ。
そんな時にポストに入れられた同じくらいの赤ん坊ならDNA鑑定くらいするんじゃないかな…それに赤ん坊を入れる時は手紙を付けておくし」
「確かにそれなら…」
私の頭の中に
悪い考えがよぎっていた────
「あ…あるわ」
話題欲しさに周りの反対を押し切り正己が設置した『赤ちゃんポスト』
この病院では
『えんじぇる★ベッド』と名付けられていた。
子供が捨てられる場所──その子供を保護する為の『箱』
「あたし仕事が無くなってきて…部屋でテレビばかり見ていたの。ある日のニュース特集で『赤ちゃんポスト』について報道されていて、この病院の事もやっていたのを見て思いついたの!
こんな偶然ってある?調べたら小林仁奈もこの病院で出産してた。あたしも入院してたし新生児室くらいは知ってたし…
この病院で生まれた子供なら、ここのポストに置いていけば確認しやすいんじゃない?」
「親元に戻りやすい…って事?でもね、通常は捨てられた子供は里親とか捜されるのよ?間違って小林仁奈の所ではなく処理されたら──」
「平気だと思う…誘拐されたら行方を捜して騒ぎになるはずよ。
そんな時にポストに入れられた同じくらいの赤ん坊ならDNA鑑定くらいするんじゃないかな…それに赤ん坊を入れる時は手紙を付けておくし」
「確かにそれなら…」
私の頭の中に
悪い考えがよぎっていた────

