BABY×DOLL

細心の注意を払って彼の診察室へ向かう。
誰かに見られたら…その先を考えるとヤバいのは十分すぎるくらいわかっていた。

それでも正己との付き合いは止められない…

おかしな話しよね

私もすでに彼とのSEXの虜になっていたみたいだ。

ドキドキしながら診察へ入る。

ノックは必要ないよね?

仕切られたカーテンを開けると、診察室にしては広い空間が目の前に広がった。
その中に置かれた『医師の椅子』に座っていた正己が嬉しそうに迎えてくれた。

「琉嘉。良かった、来てくれて。誰にも見られなかったか?」

「多分…ね」

かなり注意したけど…完全犯罪があまりないように、完璧にとはいかないような気がする。

家庭がある男と会う…これも犯罪みたいなものだからね。

「ねぇ、何で病院なの?ヤバいじゃないの」

私の質問に彼は楽しそうに答えた。

「俺さ~病院でしてみたかったんだよ」

「それAVでしょ。実際に医師と看護師だけど」

「関係性よりも場所に興奮しそう」

やっぱり、そんな所か。

ちょっと予想していただけに、予想通りの正己の単純さに笑ってしまう。

「ね、しようよ」

…バカな男。

それでも…濡れてきてる私。