「で?どこから行きたいん?」
「ん…まだ未定?」
「未定?っておまえ…」
「ごめんごめん(笑」
「とりあえず歩くべ?」
「良いねぇー。」
「行くぞ。」
「らじゃぁ☆★出発進行~☆★」
「おまえテンションたけーよ」
「違うよ。拓が低すぎなの。」
「いや。俺はいたって普通だ。」
「とか言って―」
「普通だよー!!」
「アハははは」

とか言いながら。
めっちゃはしゃぎながら…
私たちは学校探検を始めた。

やっぱり本当の友達いい。
うわべだけの友達ではなく。
本当に心を開ける友達。

私にはそれができた。
それがとっても嬉しくて…
それもテンションの上がりにつながったのだと思う。