すると彼がこちらを向いた・・・。

「えっ・・・っと・・・!?追っかけ!!」
彼は私が追っかけだと思ったのか・・・
あわてて逃げようとしていたが残念なことに彼が座っていた席は窓側だったためすぐ後ろの窓に当たって逃げ道はなくなったぁ・・・。見たいな顔をしていた。

「くっ・・・。くくくく・・・。あははははははは!!」
私はおかしくて・・・おかしくて・・・。
こらえきれずに声を出して笑ってしまった。

当然!?彼はわけもわからないためきょとんとした顔でこちらを見つめていた・・・。

「く・・。ごめ・・・。あの・・・おかし・・くて・・・くく・・・」
やばい・・・。おかしずぎて腹痛だわ・・。くくく・・・。
「な・・・なにが!?」
「だて・・・。皆が・・・あんたの追っかけってわけじゃないのに・・く・・・追っかけだと思ってたでしょ!?まぁ・・・さっきまで追っかけられてたから焦るのはわかるけどさぁ・・・少しは考えなよ・・・くくく・・・。」
「君、追っかけじゃないの!?」
「そうにきまってんじゃん!!うちそんな幼稚なことしたくないしね☆★あぁ!!大丈夫ここにあんたがいるってことだれにも言わないから☆★」
「え・・・。あ・・ありがと・・・」
いやぁ・・・おかしい。
まぢくそ笑えた(爆

「きみ、変わってるね!?」
「へっ!!」

その言葉に驚いて彼の顔を観た。
みた・・・。
見入ってしまった・・・。

彼の顔に吸い込まれるかと思った。
ありえないんだけどね・・・

だって、彼がこっちを向いて優しそうな顔でにっこりと笑ってるから。