「ま、優奈が騙されてくれたよかった〜」 「…は??」 「優奈、わんわん泣きながら言ったよな。」 「へ??」 「『私、神谷のこと…好きなのに!!大好きなのに!!』てな!!まさかコクられるとか思ってなかったわ(笑)」 ……嘘!!!!!! 神谷に聞かれてたの???!!! 「何、驚いてんだよ〜」 神谷は目を丸くした私に陽気な笑顔を向けた。