ダッ 気付いたら全力疾走してた。 向かう場所はただ1つ。 神谷が、 神谷がいる学校……!! 神谷………!!!! バカじゃないの……?!! なんでケンカなんかすんの??!! クラスの男子って、きっと横山くんでしょ??!! もう、神谷のバカ!!! バカ!!!バカ!!バカ!バカ……… 「…う………ひっく……」 頬に涙が伝った。