あたしは気づいたら 走り出してた 東階段側の数学準備室に 航也くんの“ちひろ!?”って声は聞こえた だけど そんなの 答えてる暇じゃない 「翔斗くん・・・ッッ」 息が切れる 上手く呼吸ができない それでも 翔斗くんのほうがもっとつらいんだ あたしは、数学準備室のドアを急いで開けた。 そしてまた――――――――・・・ 信じられない光景を目の当たりにしたんだ