「ルイ~」

私を呼ぶ、蜂蜜色のふんわりとした髪のクリッとした瞳の可愛い可愛い女の子。


「ゆうこっ」

私の自慢の友達、優子。

「見たよぉ、また、女の子に告白されてたねっ」

「んー、そうだねぇ。でもあの子可愛いから、すぐに恋人ができるよ」

「まぁ、ルイより格好いい彼氏ができるかは、分からないけどねっ」

「そんな事ないよ、……っ」

「…ルイ?」

私が言葉の途中で止まって、一点を見詰めてると、優子もその先を見つめた。


「ああ、なるほどねっ」

私の顔を見て、優子はフワリと笑った