お前の将来は俺のモノ。

コンコンッ



大分ダンボールが片付いた所で
誰かがノックをしてきた。




「はーい??どちら様ですか?」




「俺。祐だけど。開けてくんない?」




私はすぐにドアを開け、祐を部屋に入れた。




「大丈夫か? ダンボール一人で片付いた?」




「うん。そんなに重い物入れてなかったから
運ぶのもそんなに大変じゃなかったよ。
祐は?」




「俺は別に衣類とか教材とかだけだし、
全然平気。」




私達はそれから15分ぐらい他愛もない事で
時間を費やしていった。