違う人… 

欲しい言葉をくれて 


あの人だったらと… 

涙が滲み 


彼を好きになれたら、きっと幸せになれるってわかっていても 


好きになれない 


あの人じゃないから 


アタシの声が聞きたいと…電話をしてくれるけど… 


「何してるの?」と他愛ないメールや 


気まぐれなアタシの呼び出しにこたえてくれる優しさ 


アタシに触れぬ愛 


幸せは、すぐ傍に溢れていて 


アタシは今日も知らないふり 


アタシを泣かせるあの人に愛されてると思い込み 


彼をすり抜け 


あの人の胸に…