「あなただけ」なんて 

ほざいたアタシの唇は、ダークなブラウンがテラテラ光り 


覗く赤い舌が誘う嘘 

「愛してる」が口癖自己満足 

アタシの膨らみに乗せて 

あなたの薄い唇 

こじ開けて食べちゃうから 

反省なんて反則なの 

妄想なんて日常茶飯事 

もはや恋とか愛とかタイプとか 
かけ離れた欲望 

「お前だけ」なんて 

昔誰かが言ってたけど 

重なり合ってる瞬間は確かに「二人だけ」 


そうね、悪くないかもね 

好きなフリして痛んだ胸の奥 

慣れて痛くないじゃんね 

「好きよ」と挨拶がてら 

さっきより濡れた唇は 

あなたを受け入れる