腕を引っ張られたまま、 わたし達は公園についていた。すると男の子と女の子がこっちを見ている。 「お-い、将太。サッカーの続きやろうぜ。」 「おう。…って誰!?この子! メッチャかわいいじゃん!」 「本当だ-♪わたしの名前は由羽だよ。名前は?」 「奈々だよ。よろしくね♪」 「…なぁ!今日サッカーやめて俺んち来ないか?四人で!」 「いいね!行こ♪」 先頭をきって歩く由羽ちゃん。 「ねぇ。」