-体育館裏-
ドンッ
「痛っ…、何なの!?」
「とぼけんなよ。公くんと一緒にいる癖に。」
やっぱり。
公くんの事なんだ。
「一緒にいたらいけないの?」
「当たり前でしょ?公くんは麻衣の好きな人なの。あんたみたいな後から来たよそ者がしゃしゃってんじゃね-よ!」
「…ねぇ、奈々。わたしは公くんが好きなの。公くんはわたしのなの。だから早いうちに身を引きなさい。」
麻衣は、ポケットからカッタ-を取り出して構えている。
「やだ。」
「はぁ?」
「やだ!公くんはものじゃないよ。」
「なんですって!」
麻衣がカッタ-を振り上げた。
もうだめだ。
切られる…
ズバッ
