それから甘川壱悟は残りの4人もボッコボコにして―――……




今に至る



「…大丈夫か??」



甘川壱悟はさっきと別人のように優しい声と笑みで、子猫を撫でる



「ニャァ」


子猫はそれに答えるように、甘川壱悟の手にすりすりと頬をなすりつける。



―ドキンッ



甘川壱悟って、あんなに優しいんだ…


ってかあの笑顔…ヤバいかも…!!


声もなんだかすごく甘い声だし…




―ドキンッドキン




どうしよう…私、私ッ




甘川壱悟に恋しちゃったかも!!!??