「いや…ただ昼飯食いに来たらコイツが…」



と適当な言い訳を言った



「そうなんだ…邪魔だったかな?」



安田美流紅が子猫を抱き抱えながら申し訳なさそうに言ってきた。



「別に…違う場所で食うから…」



と言って俺は裏庭を出た。



今度誰も居ないときに来よう…



そう思いながら俺は屋上へ向かった。