「うそ~、本当?
 一度でいいから
 話してみたかったの」

「静かに!
 他の子達に知られたら
 皆が来たがる
 でしょうが・・・
 
 そう言えばイオリ先輩
 今、フリーらしいよ
 
 この機会に告白して
 みたら、スミレなら
 可愛いもん、絶対に
 付き合ってもらえるよ
 
 もし付き合うのが
 無理だったとしても
 一回ぐらい抱いて
 もらえるかもよ
 
 あんな綺麗な先輩に
 抱かれるなら

 私、死んでもいい」

更紗は、顔を覆う。

そんな、彼女の肩を
私は、強く押した。