あの音をもう1度

今日、全てを明らかにする。


鈴宮の正体。動機。



そして…なぜ私を知っているのか。





教室に入って、まっすぐ鈴宮の元に行った。



「鈴宮くん。今日の放課後、少しいいかな?」



「…もう体はいいのか?」




ほら…、また悲しそうな顔をする。

どうして――?



「うん」



「そっか。じゃあ音楽室で待ってる」


そう言って鈴宮は席を立ってしまった。



本当は別の場所がよかったけど仕方ないか。




私は自分の席に戻った。

















***



“キーンコーンカーンコーン”



そして、とうとう終礼のチャイムが鳴った。



勝負のとき。