あの音をもう1度



「すごい料理だね。詩乃」



もうすでにテーブルの上には、様々な料理がところせましと並べられている。





「ううん!もっと早く教えてくれれば、もう少し手の込んだものを作れたんだけど…」



「急に予定がキャンセルになってね。
でも十分豪華だよ。ありがとう、詩乃」



「正則さん・・・」



お母さんの目どころか周りにまでハートが飛んでいた…






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という感じでいろいろ大変だったんだよねι





「えっ!正則サマ帰って来ているの?!」



あっ・・・



キラキラした目で見つめてくる栞。


しまった!と思った時にはもう遅かった。