「ほんと…君たちはお人よしだねぇ。 ・・・・まぁ、それがうらやましいけど」 「えっ?」 最後に言った言葉は聞き取れなかった。 なんて言ったんだろう? 「涼太くん。絶対に奏ちゃんを泣かせないこと!」 「…! あぁ!」 「奏ちゃん。また演奏聞かせてね」 「はい!」 「じゃあ、また」 --最初は変な人だと思ったバルトニアさん。 いろいろあってつらい時期もあったけど、出会えてよかったと思う。 そして、バルトニアさんは日本を飛び立った。 「じゃ、俺らも帰りますか」 「うん!」