あの音をもう1度



バルトニアさんの言葉に少し恥ずかしくなってしまった。





「だから、もういいんだ。僕は奏ちゃんの幸せが第一だからね。
そして僕のためにもオファーを受け入れただけさ」


そう言いきったバルトニアさんの顔は笑っていたけど、少し切なそうだった。




こんなこと本人に言うなんて本当は嫌なのに…それでも言ってくれた。


私も言わなきゃっ・・・





「・・・ごめんなさい」


キュッと片手を握った。





「気持ちに応えられなくてごめんなさい。

でも!バルトニアさんには本当に感謝してます。短い間でしたが、ありがとうございました!」