「何をしている、早く逃げろ」
小太郎は、ぐいっと幸姫の肩を掴むと、戻ってきた政宗のほうへと押しやった。
信長が立ち上がるのを見ると、ピィッと指笛を吹いた。
「もうそこまで火の手は回っている。上へ逃げろ」
小太郎の言葉に、幸姫は首を横にふった。
「だめ、こたも一緒じゃなきゃ」
「逃げろ」
小太郎にぴしゃりと言われて、一瞬ひるむ。
「…俺からまた、主を奪わないでくれ」
小太郎の言葉に、はっとなる。
「こい、幸姫」
政宗がぐいっと腕を引っ張る。
「俺なら大丈夫だ。信用しろ」
小太郎が笑って言う。
「…絶対だからね。必ず、戻ってきてよ!」
そう言うと、幸姫はぐっと歯を食いしばり、政宗と一緒に、小太郎に言われたとおり、上へと向かった。
小太郎は、ぐいっと幸姫の肩を掴むと、戻ってきた政宗のほうへと押しやった。
信長が立ち上がるのを見ると、ピィッと指笛を吹いた。
「もうそこまで火の手は回っている。上へ逃げろ」
小太郎の言葉に、幸姫は首を横にふった。
「だめ、こたも一緒じゃなきゃ」
「逃げろ」
小太郎にぴしゃりと言われて、一瞬ひるむ。
「…俺からまた、主を奪わないでくれ」
小太郎の言葉に、はっとなる。
「こい、幸姫」
政宗がぐいっと腕を引っ張る。
「俺なら大丈夫だ。信用しろ」
小太郎が笑って言う。
「…絶対だからね。必ず、戻ってきてよ!」
そう言うと、幸姫はぐっと歯を食いしばり、政宗と一緒に、小太郎に言われたとおり、上へと向かった。


