陽のあたる場所で 〜戦国遊戯3〜

後のことは、よく覚えていない。
ただじっと、信長が雲ひとつない星空をみつめながら、今日は星が降る、と呟いていたことだけは覚えていた。


…信長は、きっと。
私のいたあの世界にいきたいんだ。


ぎゅっと自分の手を握りしめる。


多分、戻る方法を、信長は知ってるんだ。


確信にも近いものを感じていた。

「幸姫」

政宗に呼ばれて、ハッとなる。

「な、なに?」

何かまた、話を聞いていなかったかと慌てる。

「何を考えている」

政宗に言われて、少し戸惑う。

「何って…」

馬鹿正直に打ち明けることなんて出来ない。

言葉に詰まる。