陽のあたる場所で 〜戦国遊戯3〜

当たり障りのない会話がとびかう。

だが、お互いの腹の探りあい。
そんな雰囲気が漂っていた。

そしてそれは、お酒の量が増えるにつれ、少しずつではあるが、踏み込んだ話しもちらほらと聞こえはじめた。

「残すところ、あと僅かと存じますが、中国へはいつ…?」

宗易の言葉に、政宗の手の動きが止まった。
幸姫も聞き耳をたてる。

「近いうち」

少しだけ微酔い気分で、信長が答えた。

「では、天下統一も後少し、というところですかな」

宗易が言うと、信長はニヤリと笑って答えた。

「どうであろうな」

幸姫が信長の方をみると、信長と視線がバチッとあった。