政宗は小さく頭を振ると、じっとこっちを見てきた。 …嘘でしょう? まさか、ほんとに私がお茶をたてないとだめなの? 泣きそうな表情で政宗を見るが、政宗は小さく頷いただけだった。 男の子にどうぞ、とすすめられ、私はあきらめて席に着いた。