少し、外を見てくると言って、小太郎はまたいなくなった。
言うべきじゃなかったかも…
もう何度目かわからないが、また、そのことが頭の中を駆け巡った。
明らかに動揺していた小太郎の顔を思い出すたび、胸が苦しくなる。
「はぁ…」
そして、溜め息。
言ってしまったことはどうしようもない。
それに、きっと、小太郎も真実を知りたかったにちがいない。
…まぁ、こたがどう受け止めたかはわかんないけど。
自分以外に誰もいない部屋の中をぼぅっと見つめた。
でも…たぶん。
きっと、そう。
小太郎に告白しているうちに、自分がなぜここにいるのか、わかった気がした。
少しずつ変わってしまっているこの歴史。
少なくとも、自分以外にも関わっている人間がいる。
言うべきじゃなかったかも…
もう何度目かわからないが、また、そのことが頭の中を駆け巡った。
明らかに動揺していた小太郎の顔を思い出すたび、胸が苦しくなる。
「はぁ…」
そして、溜め息。
言ってしまったことはどうしようもない。
それに、きっと、小太郎も真実を知りたかったにちがいない。
…まぁ、こたがどう受け止めたかはわかんないけど。
自分以外に誰もいない部屋の中をぼぅっと見つめた。
でも…たぶん。
きっと、そう。
小太郎に告白しているうちに、自分がなぜここにいるのか、わかった気がした。
少しずつ変わってしまっているこの歴史。
少なくとも、自分以外にも関わっている人間がいる。