陽のあたる場所で 〜戦国遊戯3〜

何度か深いため息をつく。

暫く、そんな光秀の様子を伺っていたが、これといって何かをするわけでも、呟くでもなかった。

ただひたすら、じっと座り、何かを考え込んでいるようだった。


…一体、何が?


だが、その理由を、ただ光秀を眺めているだけではわかるはずもなく、小太郎はその場を後にした。