陽のあたる場所で 〜戦国遊戯3〜

連れていかれた先には、信長と濃姫の姿があった。

「座れ」

信長に言われて、幸姫は表情を変えることなく、空いていた座布団の上に座った。

自分の前に運ばれてくるお膳を見ながら、幸姫はチラリと信長の方を見た。

信長と濃姫の前に、お膳はなく、あるのは酒の臭いをプンプンさせている壺と柄杓だけだった。

「呑むか?」

そう言って、ニヤりと笑いながら、信長は運ばせた湯呑みにお酒を注ぎ、それを幸姫のところへ運ばせた。