陽のあたる場所で 〜戦国遊戯3〜

「こたは、好い人、いないの?」

突然の問いに、あからさまに訝る小太郎。
幸姫は苦笑した。

「ごめんなさい、変なこと聞いて」

謝ると、小太郎は小さく頭をふった。

「いや…」

二人の間に沈黙が流れる。


「…なぜ、そんなことを聞く?」

躊躇いがちに、でも、口を開いたのは小太郎だった。
言われて幸姫は頭をかきながら答えた。

「や、その…お母さんに色々言われたなって、ちょっと昔のこと、思い出したんだけどさ」

自分でも、変なことを聞いたな、と思った。