「何故、とは?…私が信長様に仕えるのに、理由などない」
さも、それが自然で、当たり前だといわんばかりの顔で答える。
「ないって…」
「あの方が私の主である。あの方に天下を取っていただきたいからこそ、私はここにいる」
「自分で、天下を取りたいとは…自分が、天下を統一したいとは思わないんですか…?」
聞かれて、光秀は小さく笑った。
「あぁ…貴女のいた時代では、私が信長様を、この地で討ち果たした、となっているからですか?」
「なっ…!?」
光秀の言葉に、幸姫は言葉を失った。
「私にも、何故そのようなことをした自分がいるのかわかりませんが…」
ふぅ、と息をつく。
「私の理想の天下は、信長様がいて初めて実現する」
まっすぐに幸姫を見据えるその瞳には、なんの迷いも感じられなかった。
さも、それが自然で、当たり前だといわんばかりの顔で答える。
「ないって…」
「あの方が私の主である。あの方に天下を取っていただきたいからこそ、私はここにいる」
「自分で、天下を取りたいとは…自分が、天下を統一したいとは思わないんですか…?」
聞かれて、光秀は小さく笑った。
「あぁ…貴女のいた時代では、私が信長様を、この地で討ち果たした、となっているからですか?」
「なっ…!?」
光秀の言葉に、幸姫は言葉を失った。
「私にも、何故そのようなことをした自分がいるのかわかりませんが…」
ふぅ、と息をつく。
「私の理想の天下は、信長様がいて初めて実現する」
まっすぐに幸姫を見据えるその瞳には、なんの迷いも感じられなかった。


