「…何故」
冷たい切っ先を、くっと押し付けてくる。
「…幸姫が消えた」
政宗の言葉に、ピクリと一瞬振るえたのがわかった。
と同時に、
「どういうことだ!?」
ザリッと足音がした。
…ここではないのか。
チッと小さく舌打ちをして、振り返る。
「まんまだよ」
幸村に向かって、吐き捨てるように言う。
「昨日から姿がみえなくなった。貴様の所へ連れ去られたかと思ったが」
「なっ!?」
掴みかかろうとする幸村を、佐助が制する。
「幸姫様の行方、わからないのか?」
冷静に佐助が尋ねてくる。
政宗はため息混じりに頷いた。
冷たい切っ先を、くっと押し付けてくる。
「…幸姫が消えた」
政宗の言葉に、ピクリと一瞬振るえたのがわかった。
と同時に、
「どういうことだ!?」
ザリッと足音がした。
…ここではないのか。
チッと小さく舌打ちをして、振り返る。
「まんまだよ」
幸村に向かって、吐き捨てるように言う。
「昨日から姿がみえなくなった。貴様の所へ連れ去られたかと思ったが」
「なっ!?」
掴みかかろうとする幸村を、佐助が制する。
「幸姫様の行方、わからないのか?」
冷静に佐助が尋ねてくる。
政宗はため息混じりに頷いた。


