籠手を一人に投げつけ、ひるんだすきにもう一人の方へ思い切り脇差を薙いだ。
籠手を投げつけられた男はそれを避けた。
だが、脇差を薙がれた男は、よけきれずに、ガキンと大きな音を立てて、衝撃を受ける。
いまだ!
一瞬、ひるんだ男の腰ひもをつかむと、片足で脚を掛け、そのまま相手の勢いを使って、もう一人の男の方へと男を投げ飛ばした。
「うわぁ!」
「ぐわっ!」
男はお互いに避けることができず、そのままぶつかって気を失った。
他には!?
痛みと出血で時々意識が飛びそうになる。
政宗はまだ、佐竹と交戦中だった。
戻らなくちゃ。
駈け出そうとしたその時だった。
「政宗!」
キラリと光るものが見えた。
嫌な予感がして、思わず政宗の名前を叫ぶ。
叫んだと同時に、政宗の背中に、矢が一本刺さった。
籠手を投げつけられた男はそれを避けた。
だが、脇差を薙がれた男は、よけきれずに、ガキンと大きな音を立てて、衝撃を受ける。
いまだ!
一瞬、ひるんだ男の腰ひもをつかむと、片足で脚を掛け、そのまま相手の勢いを使って、もう一人の男の方へと男を投げ飛ばした。
「うわぁ!」
「ぐわっ!」
男はお互いに避けることができず、そのままぶつかって気を失った。
他には!?
痛みと出血で時々意識が飛びそうになる。
政宗はまだ、佐竹と交戦中だった。
戻らなくちゃ。
駈け出そうとしたその時だった。
「政宗!」
キラリと光るものが見えた。
嫌な予感がして、思わず政宗の名前を叫ぶ。
叫んだと同時に、政宗の背中に、矢が一本刺さった。


