…これから、どうしようかな。
「はぁ…」
ため息しか出ない幸姫は、ゴロンと畳の上に横になった。
仕方がない、とはいえ、知らない人と一緒に偵察に行くことになってしまった。
できれば、自分でも、今の時代がどのあたりなのか、わかるような出来事がないか調べたかったんだけどなぁ…
流石に、成実が一緒にいる状態で、それは難しいと幸姫にもわかっていた。
「…こた、いる?」
声をかけるが返事がない。
「こ…」
また名前を呼ぼうとして、隣に人がいることに気づいた。
「…こたにお願いがあるんだけど」
視線はそのままに、ぼうっと宙を見つめて言う。
「なんだ?」
「…ある人を探して、様子を確認してきてほしいの」
「はぁ…」
ため息しか出ない幸姫は、ゴロンと畳の上に横になった。
仕方がない、とはいえ、知らない人と一緒に偵察に行くことになってしまった。
できれば、自分でも、今の時代がどのあたりなのか、わかるような出来事がないか調べたかったんだけどなぁ…
流石に、成実が一緒にいる状態で、それは難しいと幸姫にもわかっていた。
「…こた、いる?」
声をかけるが返事がない。
「こ…」
また名前を呼ぼうとして、隣に人がいることに気づいた。
「…こたにお願いがあるんだけど」
視線はそのままに、ぼうっと宙を見つめて言う。
「なんだ?」
「…ある人を探して、様子を確認してきてほしいの」


