「幸姫、お前はどう思う」
気がつくと、家臣のほとんどが部屋を出ていき、残っているのは政宗と幸姫、それから、なにやら話し込んでいる小十郎と成実の4人だけだった。
「…どう思うって、何が?」
聞かれている意味がわからず聞き返すと、政宗は真面目な表情のまま、幸姫の問いに答えた。
「相模のことだ」
言われて、さっきまでの軍略会議の内容を思い出した。
「あ、どうするかさっき話してたやつ?え、でもそれって…」
チラリと小十郎達の方を見る。
確か、偵察にいって、その結果待ちって話になったんじゃ?
「…とりあえず偵察に行くんでしょ?」
聞くと、政宗はため息をつきながら呆れ顔で、幸姫を見た。
「だから聞いている。お前はどう思うのかと」
「あ、そういうこと…」
苦笑しながら頭をかく幸姫。あはは、と小さく笑いながら、口を開いた。
気がつくと、家臣のほとんどが部屋を出ていき、残っているのは政宗と幸姫、それから、なにやら話し込んでいる小十郎と成実の4人だけだった。
「…どう思うって、何が?」
聞かれている意味がわからず聞き返すと、政宗は真面目な表情のまま、幸姫の問いに答えた。
「相模のことだ」
言われて、さっきまでの軍略会議の内容を思い出した。
「あ、どうするかさっき話してたやつ?え、でもそれって…」
チラリと小十郎達の方を見る。
確か、偵察にいって、その結果待ちって話になったんじゃ?
「…とりあえず偵察に行くんでしょ?」
聞くと、政宗はため息をつきながら呆れ顔で、幸姫を見た。
「だから聞いている。お前はどう思うのかと」
「あ、そういうこと…」
苦笑しながら頭をかく幸姫。あはは、と小さく笑いながら、口を開いた。


