なにかを睨み付けている小十郎。視線は僅かに自分からは外れている。
ちらりとその先を追ってみる。
「こた!」
無事に再会できたことに、思わず笑顔になる。
が。
「幸姫をはなせ」
すぐに顔から一気に血の気がひく。
「ちょ…こた!?」
政宗に首筋に突き付けている刃物の存在に、幸姫は慌てた。
だが、政宗は気にする様子もなく、余裕の表情で笑う。
「ちょっと、はなして!」
とにかく、小太郎を止めなくては。
約束したから、殺しはしないと思うけれど、なんだか雰囲気がおかしい。
それになにより、目の前で青筋たてて怒っている人間が怖い。
半ば泣きそうになりながら、幸姫は必死でもがいた。
ちらりとその先を追ってみる。
「こた!」
無事に再会できたことに、思わず笑顔になる。
が。
「幸姫をはなせ」
すぐに顔から一気に血の気がひく。
「ちょ…こた!?」
政宗に首筋に突き付けている刃物の存在に、幸姫は慌てた。
だが、政宗は気にする様子もなく、余裕の表情で笑う。
「ちょっと、はなして!」
とにかく、小太郎を止めなくては。
約束したから、殺しはしないと思うけれど、なんだか雰囲気がおかしい。
それになにより、目の前で青筋たてて怒っている人間が怖い。
半ば泣きそうになりながら、幸姫は必死でもがいた。


